ブックタイトルBANDO LIGHT-DUTY CONVEYOR BELT

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概要

BANDO LIGHT-DUTY CONVEYOR BELT

33ジョイント方法・ベルト張り調整・標準幅・寸法公差ジョイント方法ベルト張り調整? フィンガージョイント ? ラップジョイント※ この他にスカイバージョイントなどの方法があります。詳しくは当社販売会社もしくは販売店までお問い合わせください。1000mm1002mmサンラインベルトのジョイント方法には加熱によるジョイントと常温接着剤によるジョイントがあります。ジョイント形式についてはフィンガージョイント、ラップジョイント、レーシング(金具)ジョイントなどがあり、一般的にはフィンガージョイントとラップジョイントが使われます。加熱・常温方式ラップジョイント1プライラップジョイント( 加熱・常温)① ベルトの目立たない部分に1m(1000mm)長さで標線を入れます。③ この状態でベルトを走行させ、ベルトがスリップしていないかを確認します。(蛇行調整もしてください) 問題がなければ搬送試験を行い、搬送にも支障がない場合そのままご使用ください。※ 荷物を載せるとベルトがスリップした場合は④を行ってください。④ベルトスリップが起きている場合は、少しづつベルトを張り、都度ベルトのスリップを確認しスリップが起きなくなるまでベルトを張ってください。 蛇行調整と搬送試験を行い、搬送に支障がないことを確認の上ご使用ください。② ベルトにゆっくりとテンションを掛け、標線が1002mmになるまでベルトを張ります。ベルトの適正テンションは、コンベヤの構造、材質、搬送物重量等によって決まるため、一概に何%とは決められません。ただし永久伸びを考えますと、必要以上にはテンションを掛けないことが望ましいと言えます。以下の方法をご参考にしてください。ラップジョイントは加熱方式、常温方式があります。耐熱、耐湿熱タイプのジョイントは加熱タイプのジョイントを原則とします。1プライベルトのラップジョイント(加熱・常温)の場合、エンドレス部は段差ができ(下図 右参照)、外観・屈曲性共にフィンガーに比べ劣る為、フィンガージョイントを推奨します。屈曲性が求められる小プーリやナイフエッジで使用されるところ、ベルト表面の平滑性、厚み精度が要求されるところに適しています。温度の高いところ、ローラなどに付着物の多いところには不向きです。? ダブルフィンガージョイント(特殊)フィンガージョイントとラップジョイントを組み合わせた方式です。小プーリに馴染みやすく、異物の居着きに対しても強さを発揮します。2プライのベルトに適用します。? レーシングジョイント金属製のクリッパーやファスナーを用いる方法で手軽にジョイント、ベルト交換ができます。しかしジョイントの強度は加熱方式、常温接着方式に比べて劣ります。