ブックタイトルBANCOLLAN LONG SYNCHRONOUS BELT

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概要

BANCOLLAN LONG SYNCHRONOUS BELT

選定例例題1 搬送物重量からの選定●伝動容量・トルク モータ仕様未定のため不明 ●背面アイドラ有無 なし ●駆動プーリ径 d≒約φ76.39●1日の稼働時間 16 時間 ●ベルト巻付角 θ=180° ●起動停止回数 1回/5s●ベルト速度 V=0.2m/s ●ワーク m=16kg/ 個×10 個 ●軸間距離 C=4000 ㎜●ベルト支持部材質 Al(ベルトとのμ=0.4) ●用途 搬送選定に必要な条件手順1 トルクの計算手順2 設計トルクの計算トルクからの選定となりますので、P26の選定図を使用します。設計トルク672N m、プーリ径約750 ㎜とプーリ回転数50rpmよりT10に決定します。手順1で求めたトルクと補正係数から設計トルクを求めます。搬送用途なのでジョイントタイプ(スチールコード)とすると以下となります。(1)有効張力の計算(2)次式よりプーリ回転数を求めてください。(3)次式により有効張力をトルクに換算してください。プーリは、d=φ76.39より、24歯に決定します。(dp=76.39 d0=74.55)手順3 ベルト歯形の決定手順4 プーリ歯数の決定(2) n = dp19.1×103×V = 76.39  19.1×10 =50rpm 3×0.2n = dp19.1×103×V(3) Md0 = 2×103 = 6 7 22××7160.33 9 =25.7NmU×dpMd0 = 2×103U×dpU = μ × m × g (1) U = μ × m × g = 0.4×(16×10)×9.8 = 672 NMd = Md0 ×(1+Ko+Kq+Kr+Kt)  = 25.7×(1+0.4+0.0+2.0+0.0)=41.1Nm(dpにはφ80を使用)※搬送用途なので起動停止補正(Kq)は0.0 とします。プーリ歯数(z)と巻付き角(θ)より、ベルトがプーリにかみ合っている歯数:Zmを算出します。噛み合い補正係数表より12歯となりKm1.0を選定します。(TrsはP25の許容値から読み取ります。表にない回転数は比例にて算出します)手順5 かみ合い補正係数:kmの算出ベルト幅の計算手順6 ベルト幅の算出噛み合い補正係数(Km)噛み合い歯数(Zm) 補正係数(Km)12111098761.00.920.830.750.670.580.5Zm = z × 360θbc = Trs × z × KmMd×105 = 994210.1××21045× 1 =17.3㎜→20㎜= 24 × 318600 = 12歯以上より、 選定するベルトは 20-T10-○○○○S(またはW)W-J となります。※ベルトと支持部の摩擦係数を下げるため、歯面布貼り仕様をお勧めします(Z) ※モータ仕様が決まり次第、再選定してください。23