ブックタイトルBANDO SUNLINE BELT

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概要

BANDO SUNLINE BELT

75参考資料取付け方法正逆運転使用サンラインベルトの取付け・交換時には以下の点にご注意ください。また、ベルト張り調整について手順を説明しておりますのでご参考ください。コンベヤの回転方向を逆転させて使用することを、正逆運転と称しています。正逆運転するコンベヤでは、一方向のみ回転するコンベヤに比較して蛇行や片寄りが発生しやすく、ベルトでも対策を講じることを推奨します。正逆運転する場合、蛇行や片寄りが発生しやすいことを前提に、クラウンやVガイドといった対策を施します。また、ベルトの左右周長差、ジョイント部の曲りなど一方向のみ回転するコンベヤに比較すると寸法精度の影響が大きいので注意が必要です。ジョイント方法は角度つきのラップジョイントは避け、直角ラップジョイントやフィンガージョイントを推奨します。①ベルトの目立たない部分に1m(1000mm)長さで標線を入れます。② ベルトにゆっくりとテンションを掛け、標線が1002mmになるまでベルトを張ります。③この状態でベルトを走行させ、ベルトがスリップしていないかを確認します。(蛇行調整もしてください) 問題がなければ搬送試験を行い、搬送にも支障がない場合そのままご使用ください。※ 荷物を載せるとベルトがスリップした場合は④を行ってください。④ ベルトスリップが起きている場合は、少しづつベルトを張り、都度ベルトのスリップを確認しスリップが起きなくなるまでベルトを張ってください。 蛇行調整と搬送試験を行い、搬送に支障がないことを確認の上ご使用ください。1000mm1002mmベルトの適正テンションは、コンベヤの構造、材質、搬送物重量等によって決まるため、一概に何%とは決められません。ただし永久伸びを考えますと、必要以上にはテンションを掛けないことが望ましいと言えます。以下の方法をご参考にしてください。? 正逆運転■ 注意事項・ベルト交換時には機械の電源を切り、安全には十分に配慮して作業ください。・接着剤を用いるときには換気に注意し、使用方法を守って作業ください。・ベルト取付け前に、コンベヤフレームやローラ類に付着物がある場合は、清掃を行ってください。・スカート、スクレーパ、ブラシ等を復元するときには、ベルトへの当りの強さ、異物の噛み込みにご注意ください。・現場での交換工事が必要な場合は、当社販売会社もしくは販売店にご相談ください。・ベルト張り調整については以下をご確認ください。