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                                                   平成20年11月5日

        自動車向け補機駆動用ベルトとしては、世界最高水準の伝動能力を実現
当社は、従来品に比べて、ベルト幅当たりの伝動能力を約30%アップさせた高負荷・高効率の自動車向け補機駆動用ベルトを開
発し、販売を開始いたしましたのでお知らせします。
1.開発の背景・ねらい
  近年の自動車エンジンは、車両のラグジュアリー化等にともない、補機(エアコン、オルタネーター等)の負荷が増大す
  る傾向にある一方、燃費改善を目的とした動力系の効率向上、車両の小型化・軽量化や衝突安全性確保のためのコンパク
  ト化(省スペース)というニーズが急速に高まっております。これらのニーズに応えるべく、当社はベルト幅(ベルトリ
  ブ数)を低減できる高負荷・高効率の自動車向け補機駆動用ベルトの開発に取り組んで参りました。新たに開発した高強
  度ゴムと高強度心線を採用することにより、ベルト幅当たり(1リブ当たり)の伝動能力を約30%アップさせることで、
  従来のベルト幅(ベルトリブ数)と同等の寿命(耐摩耗性や耐セパレーション性など)を有しつつ、従来品に比べ約2/3
  の幅狭化を実現しました。
  CO2削減など環境対応が重要な社会テーマである昨今、燃費改善を目的とした自動車用エンジンの軽量化やコンパクト化
  につながる自動車向け補機駆動用ベルトです。
2.特長
   ①ベルト駆動システムのコンパクト化を実現   
      例)従来7リブ必要であったものを5リブで駆動した場合、約7mmの省スペース化
   ②ベルト駆動システムの軽量化を実現         
      例)各プーリーを含め、500~1,200g/台の軽量化(当社試算)
3.販売目標
   2008年度 約1億円、2009年度 約3億円を目指します。
                                                    以  上