1.開発の背景・目的
ベルト伝動における伝動効率向上やベルト寿命向上には、ベルト張力を適正に調整、管理することが重要です。
特にお客様のメンテナンス意識の高まりから、設備機械の保全を目的にした張力測定の対象範囲・機会(自動車、
工作機械、空調機器等の定期的なメンテナンスなど)が広がっています。そこで、当社は、お客様のメンテナンス
活動をサポートするため、高精度・高機能・低価格の3軸加速度センサー張力計を開発しました。
[特長] ① 加速度センサーによって振動をダイレクトに測定できるので、騒音のある環境下でも測定が可能。
(音波式張力計では、マイクが騒音も同時に感知し、測定エラーが発生しやすい)
② 音波式で計測が難しい、低周波の音となるレイアウトやベルト種類でも精度良く計測可能。
③ 業界最高水準の測定精度。
④ 計算機能ソフトは、スマートフォンを活用し、価格低減を実現。
※ さらに設備機械や建造物などの固有振動数の測定器としても使用が可能。
2.販売目標
2012年度は、約30百万円の販売を目指し、以降は順次拡大を図ってまいります。
(英語版・中国語版は、2013年6月の販売開始を予定しています。)
|