「SID Vehicle Display Detroit」出展に関するお知らせ

バンドー化学株式会社（本社：兵庫県神戸市）は、9月26日(火)から27日(水)まで、米国ミシガン州デトロイトで開催される「SID Vehicle Display Detroit」に出展いたします。今回の出展では、ディスプレイのダイレクトボンディング^※１の際に、従来の光学用粘着剤では難易度の高い部分を改善したポリウレタン系の超厚膜光学用透明粘着剤シート（OCA）の開発製品のご紹介や製品によるデモンストレーションを行います

※1　ダイレクトボンディングとは、カバーガラスと液晶ディスプレイ等を光学用透明粘着剤シートで貼り合わせることにより、視認性に優れ、屋外用途でも信頼性の高いディスプレイを実現するプロセスです。

SID Vehicle Display Detroitブース：Table 70

2017年9月26日、27日　米国デトロイト開催　　http://vehicledisplay.org/

※SIDとは、ディスプレイ関係の研究者や科学者、企業のソサエティーであり、
当イベントは車載用ディスプレイに関する展示会です。

＜出展物＞

・「超厚膜光学用透明粘着剤シート（OCA）
　ディスプレイのダイレクトボンディングの際に、従来の光学用粘着剤では難易度の高い「ベゼル付きディスプレイ上での貼り合わせ」や「曲面カバープレートの貼り合わせ」を改善しています。

＜製品概要＞

・製品概要に関しては、次の出展要旨をご参照ください。

ポリウレタンOCAが、ダイレクトボンディングに新たな解決策をもたらす概要

1. バンドーのポリウレタンOCAは、ダイレクトボンディングに新たな解決策をもたらします。それは、現在のアクリル系やシリコン系の材料では難易度が高い、“ベゼル付きディスプレイ上での貼り合わせ”または“曲面カバープレートの貼り合わせ”において様々な課題を克服しています。

2. バンドー独自の技術で、最大厚み2㎜の超厚膜OCAを開発しました。そのOCAは、ベゼル段差を形状を変えながら、埋めてしまうほど軟らかく、また曲面ディスプレイで良く使われる組み合わせの、ガラスとプラスチックの熱膨張率の差を吸収してしまうほど軟らかい特長があります。

3. 熱硬化後は、プラスチックからのアウトガスを抑え込むほど接着力が上がります。

ボンディングの材料（OCA, OCR）別の特徴比較

In Bezelに対してのOn Bezelの優位性

曲面ディスプレイ

曲面ディスプレイ用OCAには次の特性が必要:

- 残留応力に負けない接着力
- プラスチックカバーから出るアウトガスを抑え込む接着力
- ガラスとプラスチックの膨張率の差を吸収する柔軟性

バンドーが提案する、新たな解決策

- 熱硬化プロセスによる、接着力向上性能
- ポリウレタンの柔軟性
- 硬化前の、容易なリワーク性能

製品や展示会に関するお問い合わせは
バンドー化学株式会社藪田まで：　03-6369-2108　 yuki.yabuta@bandogrp.com

以上