製品情報噛み合い伝動ベルト(歯付ベルト・プーリ)

STSベルト

従来チェーンやギヤを使用していた高トルクと同期伝動が必要な用途に最適なシンクロベルトのラインアップです

円弧状の歯形を持ちプーリとの干渉の無い円滑な噛み合いをするため、低速から高速まで安定した性能を発揮します。伝動能力が高くベルト幅を狭く設計できる優れた特長を持った歯付ベルトです。

STSベルト

特長

■高トルク伝動
独特の歯形状との噛み合い理論により、高トルク伝動ができます。STS は高速での伝動能力の低下がなく、低速から高速まで安定した性能を発揮します。
■長寿命
ベルト心線の受ける疲労が少なく、同一レイアウトにおいては従来の歯付ベルトに比べ寿命アップとなります。
■メンテナンスフリー
STS は伸びが無く、再三張り直す必要がありません。また給油の手間も省けます。
■コストダウンが可能
伝動能力が高いため、ベルト幅を従来の歯付ベルトと比較すると約 30 ~ 40%狭くできます。また、チェーン、ギヤのように給油装置が不用のため設備費を低減できます。
■低騒音
ベルトとプーリの噛み合いがスムーズで、ベルト歯先とプーリが密着しますので、騒音レベルが低くなります。

STSの背ゴムと心線

ゴムSTSの構造

1. 背ゴム:耐候性、耐摩耗性に優れたクロロプレンゴムで心線を保護します。
2. 心線:強力なグラスファイバーコードをらせん状にS撚り、Z撚りと交互に巻いてあり、伸びが少なくベルトの片寄り防止になっております。
3. 歯布:耐摩耗性に優れたナイロン織布で歯部を保護しプーリとの噛み合いをスムーズにします。

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