IR情報

トップメッセージ

真のグローバル企業として、国内外における事業活動を推進 代表取締役社長 吉井 満隆
中長期経営計画の進捗状況
当社グループは、2013年度から2022年度までの10年間の中長期経営計画“Breakthroughs for the future”(未来への躍進)を策定し、それに基づいて経営を進めてまいりました。2017年度は、第1ステージ(BF-1)と位置づけた前半5年間の最終年度となります。BF-1においては、「現事業の進化と深化」と「研究開発と市場開拓の強化」に向けて、「グローバル市場戦略の進化」「製品の進化」「ものづくりの進化」「新事業の創出」「経営品質の進化」の5つの指針を掲げ、様々な施策を実施してまいりました。当社グループの「10年後のあるべき姿」に向けて、企業体質は改善傾向にありますが、外部環境の変化もあって、計画した規模の拡大には遅れを生じています。本年度は、BF-1の5つの指針に掲げる目標をやりきることで、次なる第2ステージにつなげたいと考えております。
具体的な取り組み内容
第1ステージでは、運搬や伝動用など主力であるベルト事業をはじめとする現事業の収益力を上げる一方で、新事業の創出を目指してまいりました。現事業で最も力を入れているのがアジアです。特にインドやベトナムなどの新興市場の開拓は着実に進んでおり、期待に応える成長を遂げています。さらなる販売拡大に向けて、インド南部のバンガロール工場の生産ラインの増強や北部グルガオンの本社工場の移転・拡張を実施してまいります。また、ベトナムでも新工場への移転・拡張による生産設備の拡張を行う予定です。新興国では、ベルト製品のさらなる需要拡大が見込まれるため、世界最適生産・販売・供給体制の構築を着実に推進してまいります。一方で、将来的に自動車用エンジンの電気化がさらに進むと、現在の主力である補機駆動用伝動ベルトは減少する方向となります。一方で新たに需要が発生している同期駆動ベルトや自動車の電子化に伴い、重要となる熱管理に着目した「放熱シート(高熱伝導シート)」、車載ディスプレイに使用される「光学用透明粘着剤シート(OCA)」などの開発にも取り組んでおります。
当社グループ一丸となって、中長期経営計画を着実に実行し、持続的な成長力の確保と企業価値のさらなる向上に努めてまいる所存であります。

2017年6月