CSRの取り組み

トップメッセージ

創業の精神を受け継ぎ、社会の発展に貢献していきます。 代表取締役社長 吉井 満隆
事業を通じてより良い社会の実現に貢献していく
バンドー化学は、1906年に創業以来、ゴム・エラストマーの加工技術を基に、伝動ベルトや伝動システム製品、ウレタン・樹脂製品を開発し、自動車や産業機械、農業機械、家電、情報端末機器など幅広い分野に提供し、産業の発展に貢献してきました。2018年度、中長期経営計画“Breakthroughs for the future(未来への躍進)”(2013年度-2022年度)の第2ステージがスタートしました。オプトエレクトロニクスや健康・福祉・医療など、今後発展していく産業分野に向けて、第1ステージで開発した製品を核に、事業ポートフォリオの転換を図り、新事業の創出を目指していきます。また、従業員の健康維持・増進の取り組みに優れる企業として、昨年度に続き健康経営銘柄に選ばれました。企業にとって人材は競争力の源泉です。グループ一人ひとりが心身の健康を保ち、最大限に能力を発揮できるよう、2018年4月、働き方改革部を新設しました。職場環境と制度の整備とともに意識改革を通じて、生産性向上に努めています。
低炭素社会の実現のために
地球環境の保全は、人類共通の課題です。異常気象の頻発や台風の大型化など、近年の自然災害の傾向を振り返ってみると、我々の誰もがこの課題と無関係ではいられません。バンドーグループでは、地球環境の保全の取り組みを経営の重要課題の一つに位置付け、省エネルギーや環境負荷低減に貢献する製品の開発に加え、事業活動におけるCO2排出量や廃棄物発生量の削減に努めています。2017年度は、二国間クレジット制度を活用し、タイの生産拠点に高効率ボイラーを導入しました。再生可能エネルギーの利用では、国内全生産拠点に太陽光発電システムを導入しています。こうした取り組みを地域の方々に理解いただくために、発電所施設の説明会などを開催しています。
地域社会とのつながりを大切に
世界各地に生産拠点を持つバンドーグループは、地域社会に支えられた存在です。地域社会とのつながりを大切にし、ともに歩みながら事業を展開しています。地域の経済活性化支援や防災協力、安全活動、次世代育成支援など様々な分野で地域への貢献活動を行っています。2014年4月から、本社事業所と同じ神戸市ポートアイランドにある神戸市立青少年科学館のネーミングライツを取得しました。本科学館は神戸市の小学生が授業で必ず訪れる、市民に親しまれている施設です。2018年夏に開催される特別展「世界に誇る日本のイノベーション展」神戸発のコーナーには当社も出展し、製品を紹介します。
現地社会との信頼関係を基盤とした海外展開
バンドーグループは、1960年代後半から積極的に海外に進出し、現在では、世界4極体制(日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカ)のグローバルネットワークを築いています。早くに進出したアセアンを中心とするアジア地域では、現地での事業展開に地道な努力を続けてきたことにより、自動車やスクーター、農業機械に使われるベルトのシェアは高く、トップブランドとしての地位を確立しています。2017年度は、インドとベトナムで生産拠点を移転・拡張するとともに、アジア地域における事業の促進と業務のさらなる効率化を図るため、タイに新会社を設立しました。今後段階的に業務を拡充させ、アジア大洋州市場における事業戦略の推進を図っていく予定です。現地社会との信頼関係を基に、現地ニーズにマッチした製品をお届けし、さらなる成長を目指していきます。
社会との調和
バンドーグループは、事業活動を通じて経営理念を具現化し、人々の暮らしや社会の発展に貢献することこそが企業の原点であり、CSRであると考えています。2017年度、当社グループのマテリアリティ(重点課題)を特定し、これを基にCSR推進テーマを見直しました。特定した項目ごとに取り組み指標を設定し、目標達成を目指すとともに、世界共通の目標である「SDGs」(持続可能な社会)の実現目標にも取り組むことで、社会の継続的発展と企業の持続的成長を実現していきます。バンドーグループはステークホルダーの期待に応え、社会とともに発展するため、これからも活動を続けてまいりますの で、今後とも、ご理解とご支援をたまわりますようお願い申しあげます。

2018年8月

バンドー化学株式会社 代表取締役社長

吉井 満隆