健康経営・ 働き方改革

バンドーグループ健康宣言

2017年9月29日 制定

健康増進を強化します

バンドーグループは、グループ発展のために、一人ひとりの心身の健康が基盤であると考え、従業員の健康増進を強化します。

  • 1経営トップのリーダーシップのもと、バンドーグループが“がっちり”一体となって健康経営を推進します。
  • 2従業員自ら“わくわく”と健康づくりに取り組むことを支援します。
  • 3働き方改革と連動しながら“いきいき”働ける職場づくりを目指します。

重点方針

  • 1

    “がっちり”一体

    「健康いきいき職場づくりチーム」を事業所単位で設け、事業所ごとの個性を生かしながら会社と従業員と健康保険組合が一体となって健康づくりに取り組みます。

  • 2

    “わくわく”健康づくり

    一人ひとりが健康ビジョンを策定し、健康づくりの効果を自ら実感できる取り組みを行います。

  • 3

    “いきいき”働ける職場環境

    仕事と余暇が充実した従業員があふれる職場を目指します。

当社の主な健康増進活動

からだの健康づくり 2019年度実績 2020年度実績
定期健康診断受診率 100% 100%
定期健康診断有所見者精密検査受診率 86.5% 集計中
適正体重維持率 60.2% 集計中
喫煙率 33.1% 31.9%
生活習慣アンケート回答率 100% 100%
体力測定(元気度チェック)参加率 83.9% 77.5%

当社独自の体力測定として、1990年代から生活習慣改善に対する意識向上を目指した「元気度チェック」を行っています。「元気度チェック」では、内臓脂肪の面積を測定できる機械の導入やチェック後の専門トレーナーとの面談によって、メタボにならないための運動や食事に関する個別指導も行っています。そのほかにも、熱中症対策や禁煙デーの設定など、従業員の健康行動への意識づけのための様々な施策を行っています。

こころの健康づくり 2019年度実績 2020年度実績
ストレスチェック受検率 100% 100%
高ストレス者率 6.9% 7.2%
長時間労働者(45時間/月以上)面談実施率 100% 100%
メンタル休業者率 1.30% 集計中
SOCスケール(首尾一貫感覚)回答率 100% 100%

当社は、全従業員を対象に「ストレス簡易調査(ストレスチェック)」やストレス対処能力を測る尺度「SOC スケール(首尾一貫感覚)」を毎年測定し、結果に応じて保健師による個別面談などを実施しています。同時に、部署ごとに総合点を出して評価し、総合点の低い部署は、改善策を検討するなど、個人のケアだけでなく職場環境の改善にも取り組んでいます。

目指す姿と社外からの評価

目標・目指す姿

健康いきいき職場づくりチームの活動を通して、⼀⼈ ひとりが健康づくりに取り組み、いきいきと働ける職場にする

健康に、いきいきと働くための取り組み

2017年度に新たに健康担当役員を任命し、「バンドーグループ健康宣言」を制定するなど、従業員の健康への取り組みを強化しています。そして、同宣言の実現に向けて、労使協働で組織する「健康いきいき職場づくりチーム」を結成しました。「健康いきいき職場づくりチーム」は、従業員が自ら策定する「健康ビジョン」の実現へのサポートと、活気ある働きやすい職場づくりを推進しています。会社と従業員が「がっちり」一体となった取り組みが評価され、2019年2月に経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄」に3年連続で選定されたほか、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人(大規模法人部門)ホワイト500」に認定されました。2020年1月からは、「健康いきいき職場づくりチーム」からの要望を受け、本社事業所を対象に1年を通じて「服装の自由化」を行っています。今後もいきいきと働ける職場づくりに注力していきます。

休業⽇数率0.4%以下を目指して

健康に、いきいきと働くための取り組みのKPIとして、休業⽇数率0.4%以下の達成を目指しています。この目標の達成に向けて、定期健康診断、特殊健康診断、2次検査の受診を100%実施しており、その結果に基づくハイリスクアプローチ*1として、EQ*2を活用した糖尿病重症化予防プログラムを実施し、生活習慣の改善を促しています。また、健康保険組合と協同のデータヘルス事業の⼀環として、健康スコアリングレポートを活⽤したコラボヘルス活動である歯科健診などを推進し、歯科医療費の削減を図っています。2019年度は、ポピュレーションアプローチ*3として、「⽣活習慣病を予防・改善するために睡眠が重要」と考え、良眠するための生活習慣改善の取り組みを行うなどした結果、メタボリックシンドローム有所見率が0.5ポイント改善しました。また、上司と部下とのコミュニケーション時間を確保し、職場の活性化を進めることで、メンタルヘルス不調で療養する日数が、前年度比22%減少しました。結果、休業⽇数率は、0.04ポイント改善し0.74%となりました。今後も、0.4%以下を目指した取り組みを継続していきます。

TOPICS一人ひとりの心身の健康が基盤

当社の健康経営は、特別なものではないと考えています。当社には健康経営への取り組みを始める以前より、従業員が療養することを健康・生活・職場への影響・生産性といった多様な視点で考えることを通じ、「一人ひとりの心身の健康が基盤」という意識が根付いています。当初は療養者を減らすこと、次に予防することを目標に していましたが、現在は、一人ひとりがやりがいを持ち、いきいきと働けることを目標にしています。
「一人ひとりの心身の健康が基盤」という風土があるからこそ、労使協働による「健康いきいき職場づくりチーム」の活動もスムーズに推進できていると考えます。これからもこの風土を継続させ、働き方改革と関連づけながら、健康経営を推進していきます。

健康経営アワード2019

TOPICS健康的な食事の提供による従業員の健康促進

南海工場では、健康いきいき職場づくりチーム活動として、2018年度に食堂のリニューアルを行いました。ハード面はもちろんのこと、メニューを見直し、より健康的な食事を提供しています。当社グループでは、従業員の健康課題の傾向をもとに、事業所毎に課題の解決に取り組んでいますが、南海工場の従業員の課題である「脂質や糖分の過剰摂取」を改善するべく、カロリーを抑えた、野菜が多いメニューに改めました。実際に食堂で提供したメニューが、大阪府から野菜・油・塩の量に配慮したヘルシーメニュー(V.O.Sメニュー*)に認められました。

*V.O.Sメニュー:健康的な食環境整備を目的に普及を進める承認制度(基準は1食あたり、野菜120g以上、脂肪エネルギー比率30%以下、食塩相当量3.0g以下)

働き方改革「雇用/ダイバシティと機会均等

働き方改革「雇用/ダイバシティと機会均等」はこちらをご覧ください。

https://www.bandogrp.com/csr/labor/employ.html