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トップメッセージ

新事業とコア事業の両輪で取り組む 代表取締役社長 吉井 満隆

「新事業の創出」に向けた取り組みについて

当社グループは、中長期経営計画“Breakthroughs for the future”(未来への躍進)における第1の指針として「新事業の創出」を掲げ、電子資材事業と医療機器・ヘルスケア機器事業の確立に優先的に経営資源を配分することにより、事業ポートフォリオの転換を図っております。
昨年4月には、新たに新事業推進センターを新設し、新事業の創出と育成を加速化するための体制を整備いたしました。その結果、電子資材事業においては、精密研磨材「TOPX®」の本格的な販売開始など、事業化に向けた取り組みが着実に進展いたしました。
一方、医療機器・ヘルスケア機器事業においては、伸縮性ひずみセンサ「C-STRETCH®」を活用した製品化の取り組みに加え、2019年5月8日に医療機器を製造・販売する株式会社Aimedic MMTの全株式を取得することで、同社が保有する品質保証や薬事業務などの医療事業体制を一挙に獲得しました。今後、同社が保有するネットワークも活用しながら、医療機器・ヘルスケア機器事業の早期確立を目指してまいります。

コア事業に対する取り組みについて

コア事業である自動車部品事業と産業資材事業をグローバルで成長させるため、様々な産業機械の高負荷・高性能化の要求に対応した製品を開発し、未開拓分野における拡販を図っております。自動車部品事業においては、主力のベルト製品の需要減少に対して、従来は油圧や機械式のギアで駆動している電動パワーステアリングやパワースライドドアなどがベルト駆動に代わることで生まれる新たな用途の開発に取り組んでおります。電動パワーステアリング向けのEPSベルトについては、一部メーカーへの量産納入がスタートしており、今後、さらなる採用拡大を目指しております。産業資材事業においては、分野別のリーディングカンパニーにターゲットを絞り、ニーズに応じた製品開発によって、グローバル市場におけるシェア向上に取り組んでおります。
また、連結売上原価率70%以下の定着を目指し、従来の現場改善活動に加え、伝動ベルトの革新製法の開発、AIやIoTの活用、販管費比率低減のための働き方改革の取り組みや、為替変動や製品ライフサイクルなどを考慮した国際最適生産分担を進めることによって、収益力の向上を目指し、当社グループの持続的な企業価値向上に努めてまいる所存です。

2019年6月