サステナビリティ

マテリアリティとサステナビリティ活動テーマ・SDGsへの取り組み

マテリアリティの特定

当社グループは、CSR活動は「社会の要請に応えるもの」であると同時に、「経営理念の実現に繋がる活動」であるという認識のもと、CSR活動目標やテーマをグローバル基準の視点から見 直すべく、2017年度にマテリアリティ(重要課題)を特定したほか、2018年度からはマテリアリティと経営理念に基づくCSR活動テーマを推進してきました。そして2023年度からは、より幅広いステークホルダーの皆様からの要請に応え続けるべく、サステナビリティ活動テーマと改称のうえ、持続的成長へ向けた取り組みを拡充しています。

マテリアリティの特定プロセス

検討課題の抽出
GRIサステナビリティ・レポーティング・スタンダードやEICC(現RBA:Responsible Business Alliance:責任ある企業同盟)行動規範等の国際的ガイドラインに加えて競合ベンチマーク等を参考にしながら、GRIスタン ダードの掲げる項目を中心に、36項目の課題を抽出しました。
優先順位付け
抽出した36項目について、自社視点での影響度をポイント化して評価するとともに、ESG調査機関や取引先のアンケート等をもとにステークホルダー視点での評価を実施しました。これら2軸によるマッピングを行い、当社グループにとってのマテリアリティ17項目を特定しました。
妥当性評価
特定したマテリアリティ17項目の妥当性について、サステナビリティの専門家である有識者に、当社のこれまでの活動やマテリアリティ特定プロセス/特定の背景をまとめた資料を基に、妥当性を評価いただきました。
経営層による承認
一連のマテリアリティ特定や特定された項目について、サステナビリティ推進委員会で確認後、取締役会で承認を得ました。 

マテリアリティ&サステナビリティ活動テーマ・全体像

SDGsへの取り組みについて

バンドーグループは、世界共通の目標である「SDGs」(持続可能な開発目標)についても、その重要性を認識しており、サステナビリティ活動テーマにおける各目標(KPI)の達成への取り組みとも多方面で関係するものと考えています。

中期経営計画「CV-1」と関連が深い3つのSDGsグループ目標への取り組み

当社グループはSDGsへの取り組みにおいて、2020年1月にSDGsのグループ目標を設定し、2021年2月には、各目標にまつわるKPIを設定しました。当社グループは、今後もサステナビリティ活動を通して様々なSDGsに貢献することを視野に入れつつ、中期経営計画の取り組みと関連が深く、最も貢献できる次の3つのSDGsの達成に取り組むことで、事業や企業活動を通じた持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。