物流における環境負荷低減の取り組み
物流における環境負荷低減の取り組み
材料調達や製品発送、そして生産拠点間の中間品移動などの輸送における環境負荷を低減するために、当社は輸送効率の向上や包装の軽量化に取り組んでいます。また貨物輸送で発生するC0₂、N0xなどの排出量低減に対する諸施策の実施にも継続して取り組んでいます。
環境負荷低減の取り組み
- 1.輸送の効率化で地球温暖化や大気汚染の原因のひとつである自動車排気ガス
(C0₂、NOxなど)の排出を抑える
- ① 共同配送の拡大
- 製品の配送に、他社との共同配送便を積極的に活用し、積載効率の向上に努めています。
- ② 調達材料の巡回集荷(ミルクラン)の拡大
- 主要な材料の調達に、複数の調達先を巡回して集荷する巡回集荷(ミルクラン)を採り入れ、トラック積載効率の向上のほか、輸送トラックの車両数や延輸送距離の低減に努めています。
- ③ モーダルシフトの推進(鉄道コンテナ輸送)
- 鉄道コンテナ輸送に切り替え、環境にやさしい輸送に努めています。
共同配送・モーダルシフト
ミルクラン輸送
- 2.積載効率の向上の取り組み
Bando Belt(Tianjin)Co., Ltd(中国天津)では、製品を輸送するトラックの積載効率を向上に、フォークリフトスロープの設備を導入しました。スロープを利用して荷台に直接製品を積み、積載スペースを有効的に活用します。
スロープを利用し、荷台いっぱいに出荷製品を並べます
モーダルシフトへの取り組み
加古川事業所と足利事業所間で、鉄道コンテナによる原材料ならびに部品輸送を行っています。通常、鉄道コンテナ輸送では往路のみの運用ですが、当社は復路も活用することでさらなる効率化を実現しています。また、2010年2月からはバンドーのロゴを入れたコンテナを使用しています。当社の環境活動の看板として週3回東海道線を往復しています。コンテナのロゴプリントには、当社の環境対応製品、インクジェット印刷用フイルム「バンドーグランメッセ」を使用しています。
積載風景
加古川工場を出発
※温室効果ガスの排出量はトラック輸送に比べると、鉄道が1/8、船舶が1/4になります。