生物多様性保全活動の推進
生物多様性保全活動の推進
2011年度から生物多様性保全の具体的な取り組みを開始しました。各地域でNPOとの協働作業や社員向けの教育を積極的に行っています。
教育の実施
従業員向けに、生物多様性に関する講習会を実施しています。
啓蒙教育資料をイントラネットに掲載し、いつでも閲覧できるようにしています。
啓蒙冊子
「生物多様性を考えてみよう
地域の生物多様性に関連したイベントを紹介
当社事業所がある地域を中心に、イントラネットを通じて官公庁及びNPO主催のイベントを案内しています。従業員とその家族など個人レベルで参加できる身近なイベントを紹介し、環境や生物多様性への関心や興味を高めています。
地域特有種の植生への変更
各事業所内の植生を順次地域特有種に変更する取り組みを行っています。たとえば記念植樹や植物の植え替えなどの際に、地域特有種を選択します。
地域NPOとの協働、独自プログラムによる保全活動
【取り組み事例】
加古川事業所
コンポストの活用によりフジバカマを栽培
2022年に生ゴミ処理器を導入し、食堂で発生した生ゴミを全量処理してコンポスト化し、再資源として利用する取り組みを進めています。現在は、工場敷地内で栽培しているフジバカマの育成に利用しています。フジバカマは兵庫県絶滅危惧Aランク指定の植物で、2025年に加古川河川敷への移植を目指し栽培を進めています。今後も廃棄物の有効活用とともに絶滅危惧種の保護活動に取り組んでいきます。
本社事業所
新入社員 農業ボランティア活動
新入社員が兵庫県丹波市で生産者の指導のもと有機農法を実践する農業ボランティア活動に参加し、土づくりや下草刈、収穫作業などを行いました。生産者との農作業や交流、また食事づくりなどを通じて、自分以外の様々な人との協力、自然環境との調和の上に、私たちの生活が成り立っていることを体感しました。
※株式会社 兵庫食べる通信にご協力いただきました。
足利事業所
渡良瀬川へのサケの稚魚放流への参加
足利市の河川環境保全活動の一環で、事業所内でサケの受精卵を孵化させ、飼育した稚魚約800匹を渡良瀬川に放流しました。また、サケの成長の様子をイントラネットで紹介し、他の事業所の従業員の活動への関心も高まりました。
サケの稚魚放流