CSRの取り組み

PRODUCTS AND SERVICES 「ものづくりの深化と進化」ーここまでの成果と今後の取り組み

当社は2022年5月、2050年までに当社グループのCO2排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて、2030年までに燃料使用および電力に由来するCO2排出量を2013年度比38%削減する目標(当社単体)を設定しました。

バンドーグループが貢献するSDGs

省エネ設備等の計画的導入のほか、
エネルギー転換や工程改善による効率的なものづくりなど、
目標達成への取り組みを加速していきます。

今後の取り組み

  • 新製法への転換
  • 太陽光発電の積極的な導入
  • 変圧器、ボイラー等のトップランナー機器への更新

南海工場導入 高効率ボイラー南海工場導入 高効率ボイラー

グラフ

これまでの取り組み

燃料転換/高効率機器の導入
  • 和歌山工場:
    加硫機の廃蒸気を利用する温水吸収式冷凍機を導入。
    ボイラーと空調の燃料を重油から天然ガスに転換(2014年実績)
  • 足利工場:
    重油から天然ガスを燃料とするコージェネレーションシステムに
    切り替え、同事業所の消費電力の半分以上を賄う(2019年度実績)

コージェネレーションシステムへの切り替え(足利工場)コージェネレーションシステムへの切り替え
(足利工場)

事業拠点におけるLED化
  • 足利工場:
    一部生産棟にLED照明を導入し、高効率設備への切り替えとあわせ
    1,606.9t-CO2/年を削減(2018年度実績)
  • 本社事業所:
    実験棟にLED照明を導入し消費電力を約62%削減したほか、
    点灯に要する時間を短縮するなど職場環境を改善(2019年度実績)

実験棟にLED照明を導入(本社事業所)実験棟にLED照明を導入(本社事業所)

国内全工場で太陽光発電システムを導入
  • 2010年度から国内工場に太陽光発電システムを導入開始し、
    全工場に導入完了。足利工場にはメガソーラ一発電所
    「Bando eco moving 足利太陽光発電所」を開設
  • 太陽光発電システムのさらなる設置、規模拡大を計画

BANDO eco moving足利太陽光発電所 太陽光パネルBANDO eco moving
足利太陽光発電所 太陽光パネル

ESCO事業や二国間クレジット
  • 南海工場:
    省エネルギー改修にかかる全ての経費を光熱水費の削減分で賄う
    「ESCO事業」を、高効率ボイラーへの転換において適用
    (2020年度実績)
  • Bando Manufacturing (Thailand):
    先進国が途上国に技術や資金を提供することでCO2排出を削減し、
    それによって得られた削減分を先進国が自国の削減目標にカウントする「二国間クレジット」を、高効率ボイラーの導入において実施
    (2017年度実績)

高効率ボイラー(Bando Manufacturing (Thailand))高効率ボイラー
(Bando Manufacturing (Thailand))