※2015年取材
私が所属している部署のおもな業務内容は、自動車用ベルトや、ベルトの張力を一定に保つオートテンショナという機構、樹脂部品などの自動車部品の設計・開発です。営業部や他の技術関連部署と連携しながら、自動車メーカーであるお客様とやりとりし、お客様の要求に見合った自動車部品を開発していきます。 自動車用ベルトのサプライヤーとしてだけでなく、ベルトとオートテンショナとを組み合わせてシステムとして提案できることが当社の特徴です。
現在は、主にオートテンショナの設計・評価業務と、エアコン・コンプレッサやウォーターポンプといった自動車のさまざまな「補機類」を駆動させる「補機駆動システム」の評価業務を担当しています。お客様が開発しているエンジンの特性データをもとに、適応するオートテンショナを設計・提案し、量産移行までの対応を行います。
また、お客様のもとに赴き、実際にエンジンを用いて評価を実施し、提案した補機駆動システムがお客様の要求するとおり機能していることを確認します。
自動車に興味があり、以前から自動車にかかわる仕事をしたいと考えていました。
様々な企業の説明会に行く中で、バンドー化学の高い市場シェア率や従業員を大切にしてきた歴史や社風を知り、入社を決めました。
また、実家が当社工場に近く、幼い時から会社の存在を知っていて、周囲の人たちの知名度が高かったのも入社を決めた理由の一つです。
開発にかかわった製品が実際に市販車のエンジンに搭載されているのを見るとやりがいを感じます。配属されて半年ごろに、お客様の設定された品質基準を満たす製品がなかなか開発できず、苦労した経験があります。部署のみんなと頭を悩ませながら開発を続け、ようやく製品がかたちになり実際にエンジンで動いている様子を見たときは、とてもうれしく思いました。また、製品に愛着も感じています。
周囲の先輩社員はとても気さくな方ばかりで、自分の考えていることや感じたことを気兼ねなく相談できています。一人では解決が困難な問題に直面した時も一緒に考え、的確な支援・アドバイスをくれますのでとても心強いです。
また、周りに若い人も多く、他愛ない話をすることもできます。
業務を行う中で、先輩方と比較して知識や経験が足りていないと感じることが多々あるので、技術者としてさらに経験を積み、社内外問わず誰からも信頼される人になりたいです。また、今の製品やメンバーが好きなので、他社と比べて負けないような製品を、今のメンバーと作り上げていきたいと思っています。
学生時代はバンド活動に没頭していました。今でも休日は楽器を触っていることが多いです。
社内でもバンド仲間を増やしたいので、学生時代にバンドをやっていた方は入社されたら是非お声がけください。
あとは、愛車をいじるのも趣味の一つで、プラモデル感覚で色々やっています。
特にエンジン関係については仕事の中で学んだことが生かされることも多々あり、趣味と実益を兼ねた業務に携われているなと感じています。