※2021年取材
基盤技術研究所は当社の10年後やその先を担う技術を研究開発する部署で、その中の接着技術グループに所属しています。
接着技術グループでは、ゴムや繊維、帆布などの異種材料間の接着技術に関して製品の改良や新製品の開発につながる技術開発を行っています。
現在は、ゴムと繊維との接着性を向上するための新規技術開発につながる、接着メカニズムの解明について取り組んでいます。
大学時代に高分子に関する研究をしており、興味があったのでそれを仕事に生かしたかったということと、当社の面接では面接官の方と会話がしやすくて、自分の研究に関する説明にも興味を持って聞いて頂けたことが印象に残り、この会社では自分のやりたい仕事ができるのではないかと思ったので入社を決めました。
私が取り組んでいる課題では、新規技術を用いて作製した試作品の出来栄えを確認する方法がなかったため、その評価方法を確立する必要がありました。
そのために、当社の評価技術グループの方に開発会議に出席して頂き、アドバイスを頂きながら検討を続け、新しい評価技術を確立できた時はとても達成感を感じました。
当時入社2年目でしたが、若手でも担当者として責任を持つことの大事さ、目標を達成することのやりがいを学びました。
基盤技術研究所は、積極的に意見交換を出来るような雰囲気や、話し合いの出来る場面が多くあります。 経験からだけではなく新しい方面の知識や技術を積極的に取り入れていく雰囲気があるので、新人も発言しやすいと思います。 私もこれまで、提案をしたらやってみようと言ってもらえることも多くありました。私自身も、自分の専攻外の幅広い観点からの意見を伺っていきたいと思っています。
当社の将来に役立つような技術開発を行っていきたいです。そのためには、社内だけでなく社外の情報を取り入れていくことが必要だと思うので、社外の方とも積極的に交流したり、最新の技術情報にもアンテナを高くしていきたいです。
以前は出かけるのが好きで、よく三宮やハーバーランドに遊びに出かけていました。 最近はコロナの影響で外出を控えているので、友人とオンラインゲームをしたり、漫画を読んだり料理をしたり家で出来ることを色々考えて楽しんで過ごしています。