

中期経営計画(CV-1)では、指針3「未来に向けた組織能力の進化」の重点方針の1つとして「エンゲージメントの向上」を掲げ、個人の働きがいと組織の生産性向上を両立できる「働きがい改革」に注力しています。エンゲージメント向上に向けた取り組みとして、2023年度からエンゲージメントサーベイを実施し、その結果に基づき職場ごとの課題に対して各種施策を推進してきました。2024年度には、マネージャーやリーダーの行動変容を支援することを目的として、役職者を対象とした360度フィードバックを導入しました。さらに、3年目となる2025年度からは、会社全体の一体感のさらなる醸成を図るため、目指すべき組織風土を明確化し、その実現に向けた「4つの進化のカギ」に基づいた施策を通じて、企業価値向上に向けた取り組みを着実に推進しています。
目指す組織風土
「チャレンジを歓迎し、個人/組織/会社の成長を考えた共創のために、
自律した社員が積極的に対話し、相互承認・称賛を伝え合う組織風土」


(2026年4月から導入)
なぜ人事評価制度を変えたのか
これまでの人事評価制度は、導入から10年以上が経過しており、事業環境の変化や新たな価値創出のあり方に十分に対応しきれていない側面がありました。“VUCAの時代”といわれる将来予測が困難な環境下においても、持続的に競争優位を確立していくためには、従業員と組織が互いに進化し合う関係を構築できる評価制度が求められていました。
そこで当社では、2025年度に人事評価制度の見直しを実施しました。本見直しは、外部環境や組織戦略の変化に柔軟に対応するとともに、従業員の成長や働きがいの向上、生産性の向上の両立を目的としています。
また、新制度の円滑な定着を図るため、各拠点において説明会を実施するなど、その定着に向けた取り組みを進めました。
新たな人事評価制度で目指すもの
「人材育成」「戦略浸透」
「組織風土改革」「モチベーション向上」
の徹底追求
新制度では何が評価されるのか
新制度では、会社が大切にする価値観を反映した行動の実践が評価される、バリュー評価を行っていきます。バンドーグループ行動規範で定めるバンドーグループ行動指針の構成要素を評価項目として、「人材育成」「戦略浸透」「組織風土改革」「モチベーション向上」を図り、将来にわたる組織基盤の強化を目指します。

―「目指す組織風土」をテーマに社長と従業員が意見交換 ―
2025年度は新たな取り組みも実施
2023年度から、社長が国内の全事業所および関係会社を直接訪問し、経営方針の浸透とCV-1進捗状況の共有を目的に個別説明会を実施しています。2025年度は全体的な進捗説明に加え、各拠点の状況に即したより詳しい内容の説明を行い、質疑応答を通じて従業員との活発な対話を行いました。
さらに、2025年度からは新たな取り組みとして、社長と少人数制の「対話会」もスタートさせ、自発的に参加を希望した従業員と「目指す組織風土」をテーマに意見交換を行いました。
このような取り組みを通じて、相互理解の深化に加え、エンゲージメントの向上を図っています。
CV-1個別説明会の成果
満足度に関するアンケート結果

個別説明会
対話会

導入のきっかけ
2025年7月、社内ポータルアプリ「BANDO+」を導入しました。導入の背景は、エンゲージメントサーベイの結果から、社内制度や各種情報へのアクセス環境に課題があることが判明したためです。これを受け、会社支給PCを持たない従業員を含むすべての従業員が、必要な情報へ公平かつ円滑にアクセスできる環境の整備と、社内コミュニケーションの活性化を目的として、社内ポータルアプリの導入を決定しました。
活用事例と効果
社内制度などの検索に使われるだけでなく、社長メッセージやセミナー動画、各拠点での活動情報など、多彩な情報をタイムリーに共有するためのツールとして活用されています。また、製造現場の従業員をはじめとする幅広い層の従業員に利用されており、日常的な会話やコミュニケーションのきっかけづくりだけでなく、部署や拠点を超えた交流の機会創出にも寄与しています。

目標
バンドーグループが